服を傷めないために:シミ・縮み・洗濯表示を伝える洗濯英語

服を傷めないために:シミ・縮み・洗濯表示を伝える洗濯英語

洗濯に関する英語は役に立ちます。衣類のトラブルはよく起こり、しかも急を要することが多いからです。シャツを乾燥機に入れてよいかどうか尋ねたり、セーターが縮んでしまったと説明したり、クリーニング店にシミの位置を伝えたり、新しい服を洗う前に洗濯表示を読んだりする場面があるでしょう。目標は「wash」や「dry」といった単語を知ることだけではありません。本当に必要なスキルは、衣類に何が起きたのか、そしてどんな手入れが必要なのかを説明できることです。

分かりやすい洗濯の文には、たいてい「対象の品物」「問題」「してほしいこと」が含まれます。たとえば「This white shirt has a coffee stain on the cuff. Can you treat it before washing?(この白いシャツの袖口にコーヒーのシミがあります。洗う前に処理してもらえますか)」のように。これは「This shirt is dirty.(このシャツは汚れています)」よりずっと役に立ちます。

このスキルが大切な理由

衣類の手入れは、お金、快適さ、見た目に関わります。コインランドリー、ドライクリーニング店、衣料品店、ホテルのフロントで間違った言葉を使うと、品物を傷めたり、高くつく行き違いが生じたりすることがあります。きちんとした洗濯英語があれば、適切なサービスを依頼し、指示に従い、問題を丁寧に説明できます。

日々の家事にも役立ちます。ルームメイト、家族、パートナーは洗濯の作業を分担することがよくあります。「Please hang this to dry(これは吊るして干してください)」は「Do not dry this(これは乾燥機にかけないで)」よりも分かりやすい言い方です。代わりに何をすればよいかを相手に伝えているからです。

重要な使い分け

laundry は、洗う必要のある服、タオル、シーツなどの布製品に使います。「I need to do laundry」は、それらを洗う必要があるという意味です。「make laundry」とは言いません。

wash は、水と洗剤で洗うことに使います。dry は、洗ったあとに水分を取り除くことに使います。機械の乾燥機を使わずに乾かすべきものには air-dryhang dry を使います。

dry cleaning は、通常の水洗いを使わないプロのクリーニングに使います。多くのスーツ、ウールのコート、デリケートなドレスには「dry clean only(ドライクリーニングのみ)」と表示されています。

stain は、コーヒー、油、インク、化粧品、食べ物、汗などによる汚れの跡に使います。dirt は、一般的な土ぼこりやほこりに使います。stain はより具体的で、特別な処理が必要になることがあります。

shrink は、洗濯や乾燥のあとに衣類が小さくなることに使います。stretch out は、衣類がゆるくなったり形が崩れたりすることに使います。

中心となる用語とフレーズ

  • laundry:洗う必要のある衣類や布製品。
  • load:一度に洗う洗濯物のひとまとまり。
  • detergent:衣類を洗うための洗剤。
  • fabric softener:布をやわらかく感じさせる液体(柔軟剤)。
  • bleach:布を白くしたり色を落としたりできる強力な洗浄剤(漂白剤)。
  • stain remover:洗う前にシミを処理するために使う製品(シミ抜き剤)。
  • washer:衣類を洗う機械(洗濯機)。
  • dryer:衣類を乾かす機械(乾燥機)。
  • cycle:デリケートや強力洗いといった機械の設定。
  • delicate:荒い洗濯で傷みやすい。
  • hand wash:手で丁寧に洗う。
  • machine washable:洗濯機で安全に洗える。
  • dry clean only:プロにクリーニングしてもらうべき。
  • hang dry:乾燥機を使わず吊るして干す。
  • lay flat to dry:形を保つために平らな面に置いて干す。
  • iron:熱と圧力でしわを取る(アイロンをかける)。
  • steam:熱い蒸気でしわをほぐす。
  • wrinkle:布にできる線や折れ(しわ)。
  • crease:よりはっきりした折り目。意図的なこともある。
  • lint:衣類に付く小さな繊維くず。
  • fade:時間とともに色があせる。
  • bleed:染料が出て、ほかの衣類を染めてしまう。
  • shrink:小さくなる(縮む)。
  • pill:表面に小さな繊維の玉ができる(毛玉ができる)。

自然なコロケーション

洗濯に関する単語は、決まった組み合わせで現れることがよくあります。

  • do laundry
  • sort laundry
  • separate whites and colors
  • wash in cold water
  • use mild detergent
  • run a load
  • set the washer to delicate
  • tumble dry low
  • hang to dry
  • lay the sweater flat to dry
  • remove a stain
  • treat the stain first
  • iron a shirt
  • steam a dress
  • fold towels
  • put clothes away

これらのフレーズは、一語ずつ訳すよりも自然に聞こえます。たとえば「I operated towel laundry」ではなく「I ran a load of towels(タオルを一回分洗った)」と言います。

シミと傷みを説明する

シミを説明するときは、3つの情報を含めましょう。何が原因か、どこにあるか、そして分かれば、いつからあるかです。

「There is a red wine stain near the hem.(裾の近くに赤ワインのシミがあります)」

「This jacket has makeup on the collar.(このジャケットは襟に化粧品が付いています)」

「The oil spot has been there since last week.(その油じみは先週からあります)」

傷みについては、目に見える変化を説明します。

「The sweater shrank in the dryer.(セーターが乾燥機で縮みました)」

「The black jeans faded after a few washes.(黒いジーンズが数回洗ったら色あせました)」

「This shirt pilled under the arms.(このシャツは脇の下に毛玉ができました)」

「The color bled onto my white socks.(色移りして白い靴下が染まりました)」

came out というフレーズはシミについて役立ちます。「The stain came out」は、洗ったあとにシミが消えたという意味です。「The stain did not come out」は、シミが残ったという意味です。

例文

「Can this go in the dryer, or should I hang it to dry?(これは乾燥機に入れられますか、それとも吊るして干すべきですか)」

「The label says to wash it inside out in cold water.(表示には、裏返して冷たい水で洗うようにと書いてあります)」

「Please do not use bleach on this shirt.(このシャツには漂白剤を使わないでください)」

「I accidentally washed a red sock with my white towels, and now they look pink.(うっかり赤い靴下を白いタオルと一緒に洗ってしまって、今はピンクっぽく見えます)」

「This dress wrinkles easily, so I need to steam it before dinner.(このドレスはしわになりやすいので、夕食の前にスチームをあてる必要があります)」

「The cuffs are dirty, but the rest of the shirt is fine.(袖口は汚れていますが、シャツのほかの部分は問題ありません)」

「I spilled coffee on my sleeve. Do you have any stain remover?(袖にコーヒーをこぼしてしまいました。シミ抜き剤はありますか)」

「These pants are machine washable, but they should be tumble dried on low.(このズボンは洗濯機で洗えますが、乾燥機では低温で乾かすべきです)」

学習者がよくする間違い

機械のことを指して「wash machine」と言わないようにしましょう。washing machine または washer と言います。

「I cleaned my clothes in the laundry.」とは言わないようにしましょう。I did laundry または I washed my clothes と言います。

あらゆる乾燥に dry cleaning を使わないようにしましょう。dry cleaning はプロのクリーニング方法です。dryer は、洗ったあとに水分を取り除く機械です。

「the color escaped」とは言わないようにしましょう。the color bled または the dye bled と言います。

洗濯のせいで衣類が変わったのなら「the shirt became small」とは言わないようにしましょう。the shirt shrank と言います。

wrinklecrease をまったく同じ意味の言葉として使わないようにしましょう。wrinkle はたいてい望ましくないものです。crease は、ドレスパンツの折り目のように意図的なこともあります。

短い練習

それぞれの状況を、分かりやすい1文で説明してみましょう。

  1. 白いシャツの脇の下に黄色いしみがある。
  2. 乾燥機を使ったらセーターが小さくなった。
  3. ドレスの表示に、洗濯機を使わないようにと書いてある。
  4. 黒いTシャツが何度も洗って色が落ちた。
  5. ズボンの表面に小さな繊維の玉ができている。

役立つ文型:

「This item has a ___ stain on the ___.(この品物の___に___のシミがあります)」

「It should be washed in ___ water and ___ dried.(___の水で洗い、___で乾かすべきです)」

「The ___ shrank/faded/pilled after ___.(___は___のあとに縮みました/色あせました/毛玉ができました)」

具体的であればあるほど、相手は衣類を正しく手入れする手助けをしやすくなります。