文脈で読み解く 'Interesting' の本当の意味
このフレーズがやっかいな理由
'interesting' は、無難で前向きな言葉のように見えます。誰かがアイデアや計画、作品を見せてくれたとき、'interesting' と返すのは礼儀正しく、関心を持っているように感じられます。多くの学習者は、これを親しみやすい万能の応答として使います。
困ったことに、'interesting' は会話のなかでもっとも融通のきく語のひとつです。純粋な好奇心や興奮を意味することもあれば、はっきり反対せずに「納得していません」とそっと伝える言い方になることもあります。聞き手は、どちらの意味なのかを知るために、あなたの口調とその後の言葉を読み取らなければなりません。
この語そのものがほとんど何も明かさないため、ただ 'interesting' とだけ言うと、相手はあなたが自分のアイデアを気に入ったのか、気に入らなかったのか、それともただコメントしたくなかっただけなのか分からないまま残されてしまいます。
人がよく伝えようとしていること
'interesting' はたいてい、次のいずれかの意味を含んでいます。
- 本物の好奇心:話し手はもっと知りたいと思っている。
- 純粋な驚き:何かがよい意味で予想外だった。
- 丁寧なはぐらかし:話し手は反対している、または感心していないが、やわらかく振る舞っている。
- 考えるための間:話し手は少し時間が必要で、沈黙を埋めている。
最初の二つは温かいものです。三つ目が隠れた意味であり、聞き手がそれを疑うほどよく見られます。
どんなふうに聞こえるか
勢いをもって、追加の質問を添えて言われると、'interesting' は本心からの、励ますような響きになります。抑揚なく、ゆっくり、あるいは何のフォローもなく言われると、丁寧な反対や、退屈さえも表しているように聞こえることがあります。
仕事の場面では、プレゼンのあとに一言 'interesting' とだけ言うと、そっけなく感じられることがあります。ほめるわけでも説明するわけでもないからです。「口には出していないが疑問がある」と受け取られるかもしれません。また、それで会話が終わってしまうと、もう付け加えることが何もないという合図になり、相手の話を切り捨てるように聞こえることもあります。
もっとよい言い換え
直し方はシンプルです。何が興味深いのかを言うか、自分の本当の反応を言いましょう。具体的な応答は推測の余地をなくします。
| 伝えたいこと | こう言ってみましょう | トーン |
|---|---|---|
| 本当に興味がある | I'd love to hear more about how that works | 温かく、関心がこもっている |
| うれしい驚きを感じている | That's not what I expected, and I like it | 正直で、前向き |
| 考える時間が少し必要 | Let me think about that for a second | 穏やかで、正直 |
| 疑問がある | I see the idea, though I have a couple of questions | 率直で、丁寧 |
| 反対だが、その考えは尊重している | That's a different angle from mine, can we compare them? | 開かれていて、公平 |
短い例文
そっけない返事は、納得していないように聞こえることがあります。
A: I think we should rebuild the whole schedule.
B: Interesting.
より明確な言い方は、本物の関心を示します。
A: I think we should rebuild the whole schedule.
B: Interesting, what made you want to change the whole thing?
本当にアイデアを気に入っているなら、具体的に伝えましょう。
A: I added a short summary at the top of the report.
B: That's a great touch, it makes the report much easier to scan.
疑問があるなら、やさしく口にしましょう。
A: We could skip the review step to save time.
B: I see the appeal, though I'm a little worried we'd miss errors.
ちょっとしたルール
「もっと聞かせて」という意味なら、質問を添えましょう。「よく分からない」という意味なら、何が分からないのかを言いましょう。'interesting' をひとことだけ言うと、聞き手に推測させてしまいます。
練習:よりよいトーンを選ぼう
クラスメイトが、あなたが本当に理解したいと思っている勉強法を説明してくれています。
- A. Interesting.
- B. Interesting, how do you keep track of it all?
- C. Hmm, interesting.
Answer: B — 追加の質問は、丁寧なはぐらかしではなく本物の好奇心を示します。
同僚が、あなたが正直なところ懸念を抱いているアイデアを売り込んでいます。
- A. Interesting.
- B. Interesting, I guess.
- C. I can see the idea, though I'd like to ask a couple of questions first.
Answer: C — あいまいな語の陰に隠れず、自分の反応をはっきり述べています。
誰かが、あなたがよい意味で本当に驚いた知らせを伝えてくれました。
- A. Interesting.
- B. That's not what I expected, and honestly I love it.
- C. Oh. Interesting.
Answer: B — 具体的で温かい応答が、あなたの前向きな驚きをはっきり伝えます。
