'I Don't Understand' と 'I'm Not Sure I Follow':助けを求める
このフレーズがやっかいな理由
助けを求めることは、どんな会話においても最も役に立つことの1つです。しかし、選ぶ言葉によって、その頼み方の印象は変わります。'I don't understand' は、はっきりしていて率直なため、ほとんどの学習者が最初に手を伸ばすフレーズです。
はっきりしているのは良いことです。問題は、とても率直な言い回しが、状況によっては平板に聞こえたり、ときには少し不満を述べているように聞こえたりすることがある点です。'I'm not sure I follow' は同じ意味を持ちますが、よりやわらかく、より協力的な感じがします。
どちらのフレーズも間違いではありません。大切なのは、その場面にどちらが合うかを知るスキルです。
話し手が本当に伝えたいこと
学習者が理解について助けを求めるとき、たいてい次のことを意味しています。
- あなたの言ったことの一部を聞き逃しました。
- 別の言い方で説明してほしいです。
- まだ何かが自分の中でしっくりきません。
- 認識が一致しているか確かめたいです。
その意図は前向きなものです。問題を指摘しているのではなく、理解のずれを埋めようとしているのです。
どんなふうに聞こえるか
'I don't understand' は短くて断定的です。あたたかく、根気強い場面ではまったく問題ありません。しかし、緊張した瞬間や、誰かが2度説明したあとでは、まるで負担がすべて相手にあるかのように、少しぶっきらぼうに聞こえることがあります。「あなたの説明が下手だった」と聞こえてしまうこともあります。
'I'm not sure I follow' は頼み方をやわらげます。'not sure' と 'I' という言葉が、理解のずれをそっと自分の側に置くため、共同作業のような感じになります。批判されたと感じさせずに、話し手にもう一度試してみるよう促します。
その違いは小さいけれど確かなもので、特に職場や、よく知らない人との間では大切です。
より良い言い換え
頼みごとをはっきりさせたまま、それでも親しみやすく、答えやすい印象にすることができます。
| 伝えたいこと | こう言ってみましょう | トーン |
|---|---|---|
| その一部を聞き逃した | Sorry, could you say that part again? | 軽く、気楽な |
| 別の説明が必要 | I'm not sure I follow. Could you put it another way? | やさしく、開かれた |
| ある一点でつまずいた | I'm with you up to here, but I lost the last step | 具体的で、親しみやすい |
| 正しく理解できたか確認したい | Let me make sure I understand. You mean...? | 慎重で、協力的な |
| もっと詳しく知りたい | Could you walk me through that part a bit more? | 礼儀正しく、興味のある |
短い例
同僚が新しいツールを手早く説明します。
ぶっきらぼうな言い方: "I don't understand."
なめらかな言い方: "I'm not sure I follow. Could you show me that step again?"
先生が数学の問題を説明します。
ぶっきらぼうな言い方: "I don't understand this."
なめらかな言い方: "I'm with you until the second part, then I get lost."
わかりにくいメッセージのあとのメールで。
ぶっきらぼうな言い方: "I don't understand your email."
なめらかな言い方: "Thanks for this. I want to make sure I follow. Are you asking for the report today or tomorrow?"
顧客がサポートに話しています。
ぶっきらぼうな言い方: "I don't understand what you mean."
なめらかな言い方: "Sorry, I'm not quite following. Could you explain that one more time?"
覚えておきたいルール
とてもはっきり伝える必要があり、場の雰囲気があたたかいときには 'I don't understand' を使いましょう。頼みごとを共同作業のような感じにしたいときには 'I'm not sure I follow' を使いましょう。どこでつまずいたかをはっきり指し示すと、さらに役に立ちます。
練習:より良いトーンを選ぼう
同僚が何かを2度説明してくれましたが、あなたはまだ助けが必要です。和やかな雰囲気を保ちたいと思っています。あなたはこう言います:
- A. I still don't understand.
- B. I'm not sure I follow. Could you try one more way of explaining it?
- C. You're not explaining this well.
Answer: B — 頼み方をやさしく保ち、理解のずれを自分の側に置いています。
会議で、最後のステップ以外はすべて理解できました。あなたはこう言います:
- A. I don't understand.
- B. I followed it all except the last part. Could you go over that again?
- C. None of that made sense.
Answer: B — つまずいた箇所をはっきり伝えると、頼みごとに答えやすくなります。
わかりにくい仕事のメールへの返信です。礼儀正しく、はっきりした印象にしたいと思っています。あなたはこう書きます:
- A. I don't understand your email.
- B. Your email was unclear.
- C. Thanks for this. Just to be sure I follow, do you need it by Friday?
Answer: C — 礼儀正しく、具体的で、シンプルな確認を促しています。
